女性管理職が過去最多に
厚生労働省は、2016年度の女性管理職(課長相当以上)の割合が2009年度以降で過去最高の12.1%だったと発表した。役割別では「部長相当職」が6.5%、「課長相当職」が8.9%と、いずれも前年度より上昇。産業別では「医 […]
長期失業者68万人 19年ぶりの低水準
総務省が今年4~6月の「労働力調査」の結果を発表し、求職期間が1年以上に及ぶ「長期失業者」は68万人(前年同期比10万人減)で、約19年ぶりの低水準となったことがわかった。年齢別では35~44歳の女性の減少幅が最も大きか […]
外国人技能実習生への法令違反事業場が過去最多
厚生労働省は、2016年に外国人技能実習生に対する労働関係法令違反が発覚した事業場が4,004事業所あり、2003年以降で最多となったと発表した。法令違反の内訳では「労働時間」(23.8%)が最も多く、「使用する機械に対 […]
「医師の残業時間規制」に関する検討がスタート
厚生労働省が「医師の働き方改革に関する検討会」を開催し、医師の残業時間の在り方についての議論を始めた。一般労働者と同じく残業時間の上限規制を設けることはすでに固まっているが、別途具体的な規制を検討し、2019年3月までに […]
是正指導件数は前年度と比べ24.6%の減少に
厚生労働省は、平成28年度に都道府県労働局雇用環境・均等部(室)に寄せられた男女雇用機会均等法関係の相談状況などをまとめた。それによると、相談件数は2万1050件(27年度2万3371件)となった(28年度からの都道府県 […]
組織拡大の対象として「パート」最重視が増加
厚生労働省は、平成28年「労働組合活動等に関する実態調査」の結果をまとめた。調査は、民営事業所における労働組合員30人以上の労働組合(単位組織組合並びに単一組織組合の支部等の単位扱組合及び本部組合)5097組合を対象に平 […]
労働基準法等改正案は会期末処理で継続審議
先月18日に閉会した今年の通常国会(第193回通常会)で継続審議となっていた「労働基準法等の一部を改正する法律案」は、会期末処理により継続審議扱いとなった。 同法案は、中小企業における月60時間超の時間外労働への割増賃金 […]
違反率は5年連続で上昇し14.1%に
厚生労働省は、最低賃金の履行確保を主眼とした監督指導結果(平成29年)をまとめた。それによると、違反率は現在の集計方式となった平成19年以降で最も高かった前年(13.3%)を0.8ポイント上回る14.1%となった。違反率 […]
マイナンバーと戸籍を連携へ
法務省の有識者研究会は、戸籍事務におけるマイナンバー導入に関する最終報告書をまとめた。9月中旬の法制審議会総会で戸籍法の改正について諮問し、法制審での審議を経て2019年の通常国会への改正案提出を目指す。実現すれば、老齢 […]
建設業で「週休2日前提」などの指針を策定へ
政府は、すべての建設現場において週休2日確保を前提とした工期設定工事発注や、適正な請負代金での契約を行うよう8月を目途に指針を策定し、発注者などに働きかけを行う方針を明らかにした。「建設業の働き方改革に関する協議会」の初 […]