26年年末の賞与 2年連続で前年上回り1.9%増の37万5431円
厚生労働省がまとめた「毎月勤労統計調査」の平成26年年末賞与の結果によると、調査産業計で37万5431円となっており、25年年末と比べ1.9%増加した。年末賞与が前年を上回ったのは2年連続。
同調査は、事業所規模5人以上を対象として行っており、26年の年末賞与は、26年11月から27年1月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別に集計したもの。
主な産業別の額をみると、「建設業」37万741円(前年比3.7%増)、「製造業」50万4051円(同4.9%増)、「情報通信業」63万6429円(同0.9%減)、「運輸業、郵便業」36万2553円(同3.8%増)、「卸売業、小売業」30万6183円(同1.5%増)、「飲食サービス業等」6万2522円(同5.1%減)、「生活関連サービス業」16万2701円(同3.6%増)、「教育、学習支援業」57万4274円(同3.6%減)、「医療、福祉」31万9698円(同3.1%増)、「その他のサービス業」21万8698円(同1.1%増)などとなっている。
なお、事業所規模30人以上では、調査産業計で43万6024円(前年比2.3%増)、主な産業別では、「建設業」50万6232円(同6.2%増)、「製造業」56万6494円(同5.2%増)、「卸売業、小売業」33万4796円(同0.6%減)などとなっている。