2年ぶりに前年下回り0.3%減の37万367円
厚生労働省がまとめた「毎月勤労統計調査」の平成27年年末賞与の結果によると、調査産業計で37万367円となっており、26年年末と比べ0.3%減少した。年末賞与が前年を下回ったのは2年ぶり。
同調査は、事業所規模5人以上を対象として行っており、27年の年末賞与は、27年11月から28年1月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別に集計したもの。
主な産業別の額をみると、「建設業」38万2323円(前年比4.2%増)、「製造業」49万7696円(同1.1%増)、「情報通信業」65万2929円(同5.2%増)、「運輸業、郵便業」33万6197円(同7.6%減)、「卸売業、小売業」31万3313円(同5.2%増)、「飲食サービス業等」6万5827円(同7.2%増)、「医療、福祉」30万2892円(同5.2%減)などとなった。
なお、事業所規模30人以上では、調査産業計で42万5438円(前年比0.7%減)、主な産業別では、「建設業」50万9014円(同3.2%増)、「製造業」55万9501円(同1.7%増)、「卸売業、小売業」32万1915円(同1.8%増)などとなっている。