2年ぶりに前年上回り2.3%増の36万5008円
厚生労働省がまとめた「毎月勤労統計調査」の平成28年夏季賞与の結果によると、調査産業計で36万5008円となっており、27年夏季と比べ2.3%増加した。夏季賞与が前年を上回ったのは2年ぶり。
同調査は、事業所規模5人以上を対象として行っており、28年の夏季賞与は、28年6月から8月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別に集計したもの。
主な産業別の額をみると、建設業42万3007円(前年比2.4%増)、製造業49万7418円(同0.5%増)、情報通信業65万6798円(同8.5%増)、卸売業、小売業30万9582円(同4.5%増)、金融業、保険業60万6960円(同1.3%減)、飲食サービス業等6万5910円(同4.0%増)、医療、福祉26万5641円(同3.3%増)となった。
なお、事業所規模30人以上では、前年比2.4%増の42万1513円となっている。主な産業別では、建設業62万5446円(前年比9.4%増)、製造業55万7923円(同1.4%増)、卸売業、小売業33万22円(同5.3%増)となっている。