新たに約33万人が合格し累計取得者は約665万人に
厚生労働省は、平成29年度「技能検定」の実施状況をまとめた。それによると、受検申請者数の合計は78万4048人となっており、前年度(75万7380人)と比べ2万6668人(3.5%)増加した。また、合格者数の合計は32万8778人となっており、前年度(30万3544人)と比べ2万5234人(8.3%)増加している。そして、制度創設からの合格者数の累計は約665万人となった。
受検申請者数の多い職種をみると、最も多いのはファイナンシャル・プランニングの46万7876人(対前年度比1.2%増、全受検申請者数の59.7%)、次いで、機械保全3万5475人(同2.2%減、同4.5%)、機械加工2万2168人(同4.2%増、同2.8%)、知的財産管理1万7862人(同5.9%減、同2.3%)、機械検査1万5212人(同19.7%増、同1.9%)、金融窓口サービス1万2777人(同2.4%減、同1.6%)──の順となっている。