対前年度比0.8%増の約7510億6774万円
厚生労働省は、平成26年度の労災保険事業の保険給付支払状況(速報値)をまとめた。それによると、26年度における保険給付支払額は約7510億6774万円となっており、前年同期と比べ0.8%増加している。
保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金等給付の約3716億7195万円(全体の49.5%)、次いで、療養補償給付が約2295億6581万円(同30.6%)、休業補償給付が約1006億671万円(同13.4%)、障害補償一時金が約322億8390万円(同4.3%)、遺族補償一時金が約77億2224万円(同1.0%)、介護補償給付が約67億6603万円(同0.9%)、葬祭料が約24億5409万円(同0.3%)の順となっている。
また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の約2248億5924万円(全体の29.9%)、次いで、その他の事業が約2035億491万円(同27.1%)、製造業が約1872億3473万円(同24.9%)の順となっている。