契約件数は対前年度比2.4%減の803万件に

厚生労働省は、平成28年度の「勤労者財産形成促進制度」(財形制度)の実施状況をまとめた。

まず、財形貯蓄制度の実施状況についてみると、平成28年度の契約件数及び貯蓄残高は、一般財形貯蓄が548万5000件(対前年度比2.1%減)、10兆9561億9600万円(同0.9%増)、財形年金貯蓄が179万4000件(同2.4%減)、3兆1348億9200万円(同2.1%減)、財形住宅貯蓄が75万1000件(同4.9%減)、1兆8488億9100万円(同4.4%減)となっている。そして、合計では契約件数が803万件(対前年度比2.4%減)、貯蓄残高が15兆9399億7900万円(同0.3%減)となった。

次に、財形持家融資制度の貸付決定状況をみると、貸付決定件数は696件(対前年度比6.7%減)、貸付決定金額は128億4700万円(同0.3%減)となっている。