契約件数は前年度末比2.9%減の約845万件に

厚生労働省は、平成26年度の「勤労者財産形成促進制度」(財形制度)の実施状況をまとめた。

まず、財形貯蓄についてみると、26年度末の契約件数及び貯蓄残高は、一般財形貯蓄が574万7000件(対25年度末比2.6%減少)、10兆8052億2500万円(同0.8%増加)、財形年金貯蓄が188万3000件(同2.6%減少)、3兆2880億6100万円(同2.6%減少)、財形住宅貯蓄が82万4000件(同4.7%減少)、2兆183億7700万円(同4.6%減少)となった。

そして、合計では、契約件数が845万3000件(対25年度末比2.9%減少)、貯蓄残高が16兆1116億6400万円(同0.6%減少)となっている。

次に、財形融資についてみると、26年度の財形持家融資の貸付決定件数は863件(対25年度比35.2%減少)となっており、貸付決定金額は145億7500万円(同34.5%減少)となった。