前年同期と比べ2.1%減の約3682億7250万円

厚生労働省は、平成27年度上半期(27年4月〜9月)の労災保険事業の保険給付支払状況(速報値)をまとめた。それによると、27年4月から9月までの6ヵ月間における保険給付支払額は約3682億7250万円となっており、前年同期と比べ2.1%減少している。

保険給付支払額を給付種類別にみると、 最も多いのは年金等給付の約1833億6295万円(全体49.8%)、次いで、療養補償給付の約1134億8230万円(同30.8%)、休業補償給付の約483億2218万円(13.1%)、障害補償一時金の約155億1690万円(同4.2%)、 遺族補償一時金の約33億1411万円(同0.9%)、介護補償給付の約32億6010万円(同0.9%)、葬祭料の約10億1396万円(同0.3%) の順となった。

また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の約1083億2193万円(全体の29.4%)、次いで、その他の事業の約1019億3765万円(同27.7%)、製造業の約915億7216万円(同24.9%)の順となっている。