4年連続で前年上回り1.36%増の84万3577円

厚生労働省がまとめた「平成28年民間主要企業夏季一時金妥結状況」によると、今年夏の大手企業の賞与は、平均妥結額84万3577円で、前年と比べ1万1285円(1.36%)の増加となった。夏の賞与が前年を上回ったのは4年連続。

 産業別の妥結額は、最も高いのは自動車の99万5795円、次いで、窯業95万3251円、機械87万5121円、化学86万4641円、造船85万2621円の順となっている。逆に、最も低いのはサービスの59万7857円、次いで、卸・小売61万6545円、その他製造62万7740円、金融63万7728の順となった。

 また、産業別にみた対前年伸び率は、最も高いのはサービスの15.90%、次いで、電力・ガス15.60%、窯業8.31%、繊維4.38%、卸・小売4.25%の順となっている。逆に、最も低いのは精密機器のマイナス19.23%、次いで、鉄鋼マイナス13.43%、食料品・たばこマイナス3.69%、造船マイナス2.89%の順となった。