常用求人数は前年度比19.7%増の約410万人

厚生労働省は、平成25年度の「職業紹介事業報告書」の集計結果をまとめた。それによると、新規求職申込件数は有料職業紹介事業と無料職業紹介事業あわせて924万2320件となっており、前年度(684万8343件)と比べ239万3977件(35.0%)増加した。

新規求職申込件数を有料職業紹介事業と無料職業紹介事業の別でみると、有料職業紹介事業は902万5036件で、前年度(663万4735件)と比べ239万301件(36.0%)の増加となっている。一方、無料職業紹介事業は21万7284件で、前年度(21万3608件)と比べ3676件(1.7%)の増加となった。

次に、求人の状況をみると、常用求人数は有料職業紹介事業と無料職業紹介事業あわせて409万9272人となっており、前年度(342万4476人)と比べ67万4796人(19.7%)増加している。有料職業紹介事業と無料職業紹介事業の別では、有料職業紹介事業は344万2530人で、前年度(284万2192人)と比べ60万338人(21.1%)の増加、無料職業紹介事業は65万6742人で、前年度(58万2284人)と比べ7万4458人(12.8%)の増加となっている。