2年ぶりに前年を上回り2.8%増の38万654円に

厚生労働省がまとめた「毎月勤労統計調査」の平成29年年末賞与の結果によると、昨年末の賞与は調査産業計で38万654円となっており、前年と比べ2.8%増加した。年末賞与が前年を上回ったのは2年ぶり。

同調査は、事業所規模5人以上を対象として行っており、29年の年末賞与は、29年11月から30年1月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別に集計したもの。

主な産業別の額は、「建設業」41万2874円(前年比4.9%増)、「製造業」51万1417円(同3.8%増)、「情報通信業」64万7356円(同0.1%減)、「運輸業、郵便業」35万8261円(同3.8%増)、「卸売業、小売業」31万8263円(同2.1%増)、「金融業、保険業」58万6105円(同0.8%増)、「教育、学習支援業」55万3031円(同1.0%増)、「医療、福祉」30万9706円(同1.5%増)などとなっている。