5年連続で前年の額を上回る83万625円
厚生労働省がまとめた「平成29年民間主要企業年末一時金妥結状況」によると、昨年末の大手企業の賞与は、平均妥結額83万625円で、前年に比べ16円(0.00%)の増加となった。年末の賞与が前年を上回ったのは5年連続となる。
産業別の妥結額をみると、最も高いのは自動車の93万3644円、次いで、窯業93万1700円、食料品・たばこ92万3352円、建設88万2161円、運輸86万4845円、化学85万9637円、精密機器84万8865円の順となっている。逆に、妥結額が最も低いのは卸・小売の58万778円、次いで、サービス61万4166円、その他製造64万2909円、鉄鋼64万9839円の順となった。
また、産業別にみた対前年伸び率では、最も高いのは化学の7.94%、次いで、食料品・たばこ7.45%、建設6.45%、電力・ガス3.09%、繊維2.82%、非鉄金属2.46%、、機械2.28%の順となっている。
逆に、対前年伸び率が最も低いのは造船のマイナス6.11%、次いで、サービスマイナス6.06%、鉄鋼マイナス3.24%、ゴム製品マイナス2.03%、電気機器マイナス1.13%の順となった。