5年ぶりに前年を下回り2.18%減の82万5150円

厚生労働省がまとめた「平成29年民間主要企業夏季一時金妥結状況」によると、今年夏の大手企業の賞与は、平均妥結額82万5150円で、前年と比べ1万8427円(2.18%)の減少となった。夏の賞与が前年を下回ったのは5年ぶり。

産業別の妥結額は、最も高いのは窯業の98万6594円、次いで、自動車94万1866円、建設90万4173円、食料品・たばこ89万2937円、化学87万7916円の順となっている。逆に、最も低いのは卸・小売の52万4414円、次いで、サービス55万8625円、金融63万6091円、その他製造65万2199円の順となっている。

また、産業別にみた対前年伸び率は、最も高いのは建設の11.69%、次いで、食料品・たばこ6.54%、非鉄金属4.20%、その他製造3.90%、窯業3.50%の順となっている。逆に、最も低いのは卸・小売のマイナス14.94%、次いで、サービスマイナス6.56%、精密機器マイナス6.45%、造船マイナス6.17%の順となっている。