転職紹介人数は前年同期比11.6％増の２万6808人

一般社団法人日本人材紹介事業協会（渡部昭彦会長）はこのほど、人材紹介会社の株式会社インテリジェンス、株式会社ジェイエイシーリクルートメント、株式会社リクルートキャリアの３社の協力を得て、2016年度下期（2016年10月～2017年３月）の人材紹介大手３社による転職紹介人数（速報値）をまとめた。

それによると、2016年度下期の転職紹介人数は２万6808人となっており、前年同期と比べ11.6％増となった。これを求人企業の地域別にみると、首都圏が１万8136人（全体の67.7％）、関西圏が4926人（同18.4％）、中部圏が2499人（同9.3％）、九州エリアが555人（同2.1％）、中国・四国エリアが404人（同1.5％）、北海道・東北エリアが288人（同1.1％）となった。

また、求職者の転職時年齢階級別にみた転職紹介人数では、最も多いのは、「26～30歳」で9623人（全体の35.9％）、次いで、「31～35歳」6020人（同22.5％）、「25歳以下」4975人（同18.6％）、「36～40歳」3167人（同11.8％）、「41歳以上」3023人（同11.3％）となっている。