2年ぶりに前年下回り 2.8%減の35万679円
厚生労働省がまとめた「毎月勤労統計調査」の平成27年夏季賞与の結果(特別集計) によると、調査産業計で35万6791円となっており、26年夏季と比べ2.8%減少した。夏季賞与が前年を下回ったのは2年ぶり。
同調査は、事業所規模5人以上を対象として行っており、27年の夏季賞与は、27年6月から8月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別に集計したもの。
主な産業別の額をみると、建設業41万3287円(前年比6.0%増)、製造業49万4777円(同3.3%減)、情報通信業60万5618円(同5.3%減)、卸売業、小売業29万6120円(同6.5%減)、金融業、保険業61万4901円(同2.6%減)、飲食サービス業等6万3376円(同2.5%減)、医療、福祉25万7278円(同4.7% 減)となっている。
なお、事業所規模30人以上では、前年比3.2%減の41万1565円となった。主な産業別では、建設業57万1549円(前年比11.0%増)、 製造業55万454円(同3.4%減)、卸売業、小売業31万3361円(同11.5%減)となっている。