3年連続で前年上回り3.95%増の83万2292円

厚生労働省がまとめた「平成27年民間主要企業夏季一時金妥結状況」によると、今年夏の大手企業の賞与は、平均妥結額83万2292円で、前年と比べ3万1639円(3.95%)の増加となった。夏の賞与が前年を上回ったのは3年連続。

産業別の妥結額は、最も高いのは自動車の98万4960円、次いで、精密機器88万9601円、窯業88万128円、造船87万8002円、機械87万6332円の順となっている。逆に、最も低いのはサービスの51万5849円、次いで、卸・小売59万1432円、電力・ガス59万8487円、その他製造62万8273円の順となっている。

また、産業別にみた対前年伸び率は、最も高いのは建設の16.45%、次いで、非鉄金属7.03%、鉄鋼6.37%、造船5.84%、紙・パルプ5.50%の順となっている。逆に、最も低いのは精密機器のマイナス5.20%、次いで、情報通信マイナス0.66%、その他製造マイナス0.19%、電力・ガス0.69%の順となっている。