様式そのまま、ものまねの就業規則のある会社に重要なお知らせです

SNSや情報機器の発達などに代表されるように、経営環境や社会環境が大きく変わりました。また働く人の考えも同じく変わりました。

サービス残業は以前から問題にされてはいましたが社会問題にはなっていませんでしたし、長時間労働は犯罪だといわれかねませんし、労働法違反で送検されかねません。そして、労使トラブルが異常に増え続けています。

労務相談を通じて学んだことは、働く人の職業観の大きな変化です。「長年お世話になった会社だから…」と言って今は辞めません。「長年働かされた会社」「社長のために、してやった会社」という殺伐とした言葉を吐いて辞めてゆきます。個人情報、企業秘密、パワハラ、セクハラ、反社会的勢力への対応など、労務管理が求められる水準が格段に高まっています。

このように難しい時代にしっかりと対応した就業規則が必要です。御社の就業規則は時代の変化に対応できていますか?

就業規則なんてどこも同じだろう?「ネットで調べて、ひな形で作ったよ」というのが多いですよね。「親会社のコピーだよ」というのもありますよね。これではいけませんネ。

このようなもののほとんどが労基法を守ることに主眼が置かれていて、「経営」という感覚が欠落しています。会社を守ることがこれでは困難です。会社を経営する視点で「まじめな社員が安心して働ける明るい職場づくり」ができる就業規則を作成すべきですよね。

タイムカード打刻をしない、苦情が妙に多い、繁忙期直前に退社、引継ぎをせず退社など、「ブラック社員」にどう対応しますか? このような「ブラック社員」に対抗できる就業規則を作るべきです。そうしなければまじめな社員さんがヤル気を出し、定着してはくれません。経営にとり、まじめな社員が短期間で退職してゆくのがお金の一番の無駄ですよね、経営の視点からすれば当然のことです。

就業規則を粗末にしていて困ったことはありませんか? ある会社では10年勤続のパートのAさんから退職金を請求されてしまいました。これは、就業規則の正社員とパートの定義がされていないのと、だれが退職金対象かはっきりしていなかったからです。そしてパート用の就業規則も作成されてはいませんでした。正社員と同じような仕事をし、同じく机を並べているAさんは自分ももらえると思い込んでいたのです。

就業規則を粗末にするということは、社員の管理が手放し状態になっているということに他なりません。また、「サービス残業」「過労死」「解雇」「うつ病」「名ばかり管理職」など、経営者を悩ます問題が頻発し、社員が会社を訴えるというようなことは、インターネットの普及とあいまって日常的に発生するようになってきました。

このような面からも、就業規則の見直しが重要です。変化する雇用状況に応じた就業規則の作成・見直し方の要点について、実際に起こっている労務問題の事例を交え解説いたします。

おもな内容

  • 先手必勝、最初が肝心、採用前に提出させる3点セット
  • 見込み違いの中途採用の賃金を下げることが可能な雇用契約書の作り方
  • 年次有給休暇をちゃっかりとってやめる、引継ぎをろくにしないでやめる、急に出社してこなくなってやめるなどのけしからん退職者をどうしたらよいか
  • 問題社員に対する始末書の書かせ方、やめさせ方
  • 解雇でもめないためのステップ方式
  • セクハラ、パワハラに対応するひな形
  • 個人情報保護法に対応した就業規則の作り方
  • 反社会的勢力、携帯電話の取り扱い、顧客名簿、ID の管理、企業秘密漏洩防止を就業規則に盛り込む方法
  • うつ病にはどう対応したらよいのか

これ以外にもお伝えしたいことが多くあります。セミナーに参加してご確認いただくのが良いかと思います。

開催日2023年
3月23日(木)13:30~16:30
会場福井県自治会館 602号室
(福井市西開発4丁目202-1  TEL 0776-57-1111)
講師橋 敏夫(特定社会保険労務士)
対象経営者、管理職、総務人事関係
定員15名様(先着順)
社会保険労務士、税理士、コンサルタントなどの方は申し込みできません。
参加費等1名様につき 17,600円(税込/1企業2人目からは半額。担当者とご参加ください)
当社の顧問先様および同伴者は無料。
「働きがいぷらす」をご契約の方は無料。
キャンセルは3日前までが可能、それ以降は代理の方の出席をお願いします。
入金完了をもって、申込み完了となります。

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